こゆび手帖

山と毎日とあんなこんな。

3月6日の誕生日。



「別れましょう。」と言ったわけでもなく
かといってお互いプライベートな連絡もしなくなってしまった。


毎日顔を合わせていて、同じ職場にいて
かといって仕事の話意外はもちろん全く無くて。
本当にただの、上司と部下。
もうずっと苦しくて、辛くて、腹立たしくて、悲しくて。
負の感情だけが毎日私を支配している。



誕生日の日、迷ったあげく
「お誕生日おめでとうございます。」と一言だけメールを送信した。


「覚えていてくれて、ありがとう。」
と返事。


忘れられるもんなら、忘れたい。
忘れられたら一番楽。
楽しかったことを忘れられないからこんなにも辛くて苦しいのに。


私は彼を思わない日は一日も無い。
彼は私の事を思う時間はあるんだろうか。
楽しかった思い出を思い返したりすることが、あるんだろうか。


戻れない道。

誰かのせいにしたいけど、
誰のせいでもない。


喧嘩したわけでもなければ、嫌いになったわけでもない。
ただ
私も、彼もお互いを助けたかっただけ。


毎日触れようと思えばすぐそこに居るのに
とても遠い。


あっという間に砂の城が波に砕け散るように
静かに壊れていってしまった。


もう元には戻らない。


悲しくて寂しくて、死にそう。
どうしてこんなふうになってしまったの?

揺るぎなきもの

気が付けば年を越していた。


秋から目まぐるしく環境が変わってしまい。。


なんだろう。


揺るぎなきものだと思っていたものが、もうグラグラでどうしようもない。


何が変わってしまったのか私にはわからない。


知らなくていいことを知ってしまったの?


見なくていいものを見てしまったの?


戻れないところまできてしまってるような気がするそんな気分。