こゆび手帖

山と毎日とあんなこんな。

一番嫌いな部分が私は一番好き。


嫌だったことも
辛かったことも
悲しかったことも
嬉しかったことも
楽しかったことも


その時の感情をいつまでたっても忘れずにいて
その時にタイムスリップしたかのように話す。


どんな感情も、生々しく忘れられずに覚えているんだろう。


「辛い」や、「悲しい」は忘れてしまえたら楽だと思う。
それをいつまでも忘れられないのはしんどいだろうと思う。
そんな部分が自分は一番嫌いだと言うけど、
それら全部があって今の彼は形成されているのだと思う。


私は彼が大好きで、特に「忘れることができない」部分が好き。



もし万が一、彼とお別れするようなことがあったとしたら
きっと私も彼の記憶の中に刻み込まれて
生々しく思い出されることがあるのだろう。


だとすれば、私はずっと笑顔で居よう。



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