こゆび手帖

山と毎日とあんなこんな。

大峰 稲村ヶ岳と大日山 思い出日記

立山に行く前に、ちょっとトレーニングも兼ねて大峰へ。
大峰は山が深い。
そして、厳かな雰囲気が漂う。
雨で淋しい感じがしたからかもしれないけど。
山に入るのは北アルプスから帰ってきてから、初めて。
2週間ぶりでバテるんじゃないかな・・とちょっと弱気のスタート。




しかも、いきなり道を間違えるというハプニングで約2時間のロス。
猿も木から落ちる。


“登山道は直進”と書いてある看板を見過ごしてしまって。



目の前にあるこの階段を延々と登り続けてしまった。笑
でも、トレーニングだと思えばなんてことない。



ただ、当初計画していた通りのルートは時間的に無理となってしまったのは残念。



いつもだけど、登り始めの30分くらいは
たまらなくキツい。
でも、その30分を乗り越えるとフッと身体が軽くなる瞬間があって
そこからは割とスイスイ登れる。


の、はずなのに今回は特に身体が軽く感じる瞬間がほとんど無くてキツかった。
雨だったからなのかなぁ・・・?


途中行動食を取るのに休憩したりすると、これまたそこから30分は地獄。
彼は私の少し先を歩いていて会話は無い。
時折振り返り、私がちゃんとついてきてるか見てくれるけど
確認するとまた踵を返し先を進む。
休憩タイムは、彼との会話を楽しむ貴重な時間でもある。



休憩したい。
でも、休憩するとこのあと地獄が待っている。
そんな葛藤ばかりの山行でした。


彼は確実に脚力がついてきてると言ってくれるのだけど
自分ではちっとも前進してない気がする。
もっともっと足並みをそろえて歩けるようになりたい。
会話しながら歩けるだけの余力が欲しい。



山小屋についたときは、雨足も風も強くなっていて
体も冷え切って本当に寒かった。
あと少し頑張れば山頂ってところで、悪天候でどうしようかと様子を伺っていたけど
なんとか山頂へ行くことができました。



稲村ヶ岳山頂は、展望台になっていてなんか雰囲気が・・・・。
特に今回は雨でガスっててなにも見えなかったから余計そう思ってしまったのかも。



そしてお次は大日山へ。
キレットがあるとかで、買ったばかりのGoProで撮影しながら進む。
まだその映像は見てないのだけどちょっと楽しみ。
でも、思ったほど大したことはなくて、彼的には拍子抜けだったよう。


高所恐怖症の私にとってはちょっとドキドキでしたが。
こんなくらいでビビっていては、剱岳には連れ行ってもらえない。
いつか登ってみたい山の一つなのです。




大日山山頂。


木々の間から撮影してみた風景。
見渡す限り山ばかり。




山・山・山・・・・






今回誰にもすれ違うこともない、雨の登山でしたが
また天候の良い日に来てみたいな。
紅葉の季節、あるいは樹氷が見れる季節とか。


そういえば、山バッジを買いたかったのに
財布を車に置いてきて買えなかった。
ネットでどんなバッジだったんだろうかと検索してみたら
可愛らしいデザインで買えなかったことを悔やまれた。


だから、また絶対いつか連れて来て貰いたいな。


下山してからは雨が小降りになった隙に山小屋看板撮影。
後ろに映るのは師匠こと彼。


体調がイマイチだったのに、連れてきてくれてありがとう。

阿吽の呼吸、以心伝心。

想う人が、今何を求めているか。
それを瞬時に察することができたり。
言葉では表現し難い何かを汲み取ることができたり。


そんなパートナーになれたらいいな。


私にはそんなスキルがあるのかな。
相手を想っていれば、自然とそう言う風になれるんだろうか。


気持ちの強さでは揺るぎないものであると自信があるけど・・・
それだけではナニか違うような気がする。


彼にとって、私はずっと
なくてはならない存在でありたいなと思う。

ダメだと思った時にほんとにダメになる。の巻。

今日は朝から仕事でケアレスミスをしてしまった。
ミス・・というほどの事では無かったのだけど、それを指摘された時に
「あ・・今日はミスる日だ・・。」と思った。
大体、そう感じた日はそれが引き金になってミスが多発する。


気を抜いてるつもりは無いのだけど・・・。


「気を付けよう、ダメな日だ。」と思って行動すると
余計にミスをするという負のループにハマる。


忘れてはいけない準備や、注意点などが一瞬にして真っ白に。
慌ててメモを取り出し確認、復唱。
覚えてるはずなのに出てこない。


今日は終始、自分に「落ち着け、落ち着け。」と呪文を唱えるように言い聞かせながら仕事。
そんなことで今日は非常に疲れた。
しまいに頭が痛くなる始末。


そもそも自分に自信を持って仕事をすることができない。
幼少の頃から、人の数倍努力しないと人並になれないからだ。
それは自分が一番よく知っている。


焦っても仕方ないけど、一日も早く自信を持って仕事ができるようになりたい。
毎日毎日新しい事の連続で本当に頭がパンクしそう。
でも負けない。
きっと自信を持って仕事ができるようになるんだ。