こゆび手帖

山と毎日とあんなこんな。

一日一日を乗り越える。

午前診が終わった。
いつものように緊張して、早めに家を出て
早めに復習したいので早めに準備にとりかかる。


ひとつひとつ確認しながら慎重に準備を進めた。
でも、ちょっとした行き違いがあって、ちゃんとやった事を
私が忘れていてできていなかったように言われた。
悔しかったけど、言い訳するのもナニかと思ったので
はい。はい。と返事。


追い打ちを掛けるように、
「返事するのはいいけど
出来ていなかったらわかってないのと同じことよ。」


みたいなことを言われた。


言い訳するのは嫌いだ。
かと言ってそのままにしていると本当にできていなかったと思われる。
でもここは我慢するべきだろうか・・なんて思いながら黙って聞いていた。


そしてまた追い打ちを掛けるように
「未経験者さんは自分で努力してこそナンボ。
それをしないのなら、医療の現場では使えない。
基本的に1回教えたことは1回で覚えてくれないと困る。
聞いてない、聞こえなかったは言い訳にしかなりません。」と言われた。


実際、努力が成果に繋がらないとそれは努力してないのも同然だ。
それは私にも理解できる。


ここにいると、本当に自分がダメな人間なような気がしてくる。
頑張っているつもりなんだけど、それはあくまでも“つもり”の範疇を超えてないということか。
家に帰ってきて、悔しくて悔しくて涙がでた。
自分はちゃんとやっていたとしても、そう言わしめてしまったことに何かあるんだと思う。


泣き言を言ったところで、結局は自分で乗り越えていくしかない。



恋愛も同じ。
辞めるのは簡単だ。続けていくことのほうがずっとずっと大変。
絶対に諦めない。絶対に負けない。


午後診もまた過酷な試練が待っている・・・。
頑張ろう。


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